先代の話をすると

私の父は小さいとき丁稚奉公に行き　宮大工の祖父を支えていました

にもかかわらず、仕事が終わると遅くまで勉学にいそしみ

それが丁稚奉公先に認められ夜学に行くことを許され

最終的には今の東京工業大学に行き卒業後、三菱電機に入社しました

しかし、独立思考の強い父は1年で退社し

起業しましたがしばらくはうまくいかず、貧しい生活をして

起業して10年後についにカメラのフラッシュを真空管で開発し軌道に乗りました

父はいくつもの発明を真空管でしました

放射能を検出するガイガー管、理科の実験に使うビーム管など

様々な発明をして時代の先駆者として生きました

その父の姿を見て、私は常に時代の先駆者としてあることの素晴らしさを感じていました

その後私は父の勧めもあってエンジニアとして就職をしました

入社当時はマイクロコンピュータというのが出始めた時だったので、新人でありながら最

先端の技術を学び、先輩がやっていない技術で会社を支えていました

その時も電子技術において先駆者として会社を引っ張ってきました

エンジニアとして先駆者として生きて来た時に、ある人に出会いました

それはメキキの会の会長の私の恩師である出口光さんでした

出口さんとの出会いは、朝食会でした、その朝食会は当時秋葉原の万世というところで

やっていましたが、とにかく朝だというのにテンションが高く、いい大人が良い世の中を

創るためにどうしたらいいかを真剣に話していたのが印象的でした

そんな出口さんのメキキの会に入会してもう今年で20年になります

その間に私は父のあと会社を引き継いで、バルベックスを創業しました

父が真空管を開発・製造していた工場跡地を改装して、無垢の杉と珪藻土を使った自然の

素材を生かした空間を作りました

10年前の当時はまだコワーキングスペースやレンタルスペースもわずかで、その中でも自

然の素材を使ったところはありませんでした。

また、そこでこんなにも費用をかけて、ペイできるんだろうかと迷いましたがオープンし

たら沢山の人たちが来てくれました

そして、最初の会員が片付け士の小松さんでした

当初は片付け士としてやり始めたばっかりで、私が自らお客さんになって家を片付けたの

を覚えています

片付け士として、まだ世の中に認知されていないことをやろうとしている先駆者の小松さ

んをサポートしました

バルベックスでは定期的にイベントを行い、小松さんの出番を作ったりしてそこでお試し

で小松さんのセミナーに来た人がリピータとなって1年通い続けた人もいました

そんなこんなで小松さんは本も何万部を出して、テレビのガイアの夜明けにも出演して、

今では企業向けの片付けコンサルティングをして何千万という経費を節約するということ

をいまやっているそうです

そんな小松さんのような先駆者を現していくことがValvexのオーナーである私の使命と決め

てやり続けて参ります。

今後まだ見ない先駆者に一言、「自分のやるべき志事（しごと）を信ずれば、道は必ずや

開かれる」ともに目指しましょう